プラスチック樹脂製パネルの特徴
Radiation panel

さわっても熱くない。ぶつかっても痛くない。環境にも優しい素材。

プラスチック樹脂は金属パネルのような腐食がなく、湿気にも強いため長期間にわたり高い品質を持続します。さらに超軽量で温度耐久性、放熱性に優れ、リサイクル可能な素材のため地球環境にも優しい素材です。
また、暖房時であってもプラスチック樹脂製のパネルは熱くないので、触れてもやけどの心配はありません。またぶつかっても衝撃を吸収し、金属性のものに比べてケガの恐れはありません。ご家族はもちろん、ペットにも快適な環境を提供できる冷暖房です。

安心・安全・高効率

金属の何倍もの放射率

温度の高い方から低い方へ流れる熱移動の3形態のうち、「対流」「伝導」は熱の交換量が温度差に比例するのに対して、「輻射」は、それぞれの物質の表面絶対温度を4乗した時の差に比例します。プラスチック樹脂放射率は0.95と高く、金属の何倍もの放射率を有しています。また身体に良いといわれている、波長8~14μmの遠赤外線を高放射することが分かっています。(放射率は試験方法により異なります)

各材質の放射率

融着技術の確立による高い強度と耐久性

クール暖のパネルは、引張試験でも接合部が引きちぎれる前にパイプ本体が伸びてしまうほどの接合強度を誇り、冷温水の繰り返し試験でも、50年に相当する耐久試験をクリアしています。

クール暖パネルの接合部
【引張試験】 試験日:平成21年7月 試験場所:北海道立総合研究所

パネルの設置はペリメーターゾーンからインテリアゾーンへ

クール暖の放熱パネルは、空間にアクセントを添える縦ストライプが美しい「見せる冷暖房システム」です。和室にも洋室にも相性がよく、存在感を出したり、空間にとけ込むようにしたり、インテリアとしても楽しむことができます。
金属製パネルは表面からの対流が多く、冬場は、窓からのコールドドラフトに対し、パネルから放たれる暖気が空気のカーテンとなり冷気の侵入を抑えていましたが、ペリメーターゾーン(窓際)からの熱負荷を抑える事が目的となっていましたが、樹脂製パネルは、表面からの対流が少なく、空気を暖めて二次輻射を行う暖房に対して。冬場は、窓からのコールドドラフトに対し、パネルから放たれる暖気が空気のカーテンとなり冷気の侵入を抑えていましたが、樹脂製パネルは、表面からの対流が少なく、空気を暖めて二次輻射を行う暖房に対して熱移動に優れた樹脂パネルがインテリアゾーン(中央部)に設置できるようになりました。これにより、ペリメーターゾーンがすっきりと使えるようになりました。

インテリアゾーン(中央部)に設置できるクール暖パネル