クール暖をおすすめする理由
Reason to recommend
無風・無臭・無音。穏やかでクリーンな空気品質
『クール暖』は、熱交換器からの水がパイプ内を循環し、放熱パネルから輻射波を放射する冷暖房パネルシステムなので、エアコンのように温風や冷風を出しません。さらに音もなく、臭いも発生しません。
また、室内の湿度に影響を与えないので冬期でも乾燥することがなく、ぜんそくやアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、目やのどに対する違和感など、今まで暖房器を通じて感じていた体の違和感、諸症状に対しても優しく、そして安心。部屋間の急激な温度変化によるヒートショックの心配もありません。
- 風がない
- 風が発生しないので、アレルギーの原因とされているホコリや花粉、ダニなどが舞う心配がありません。風が当たる不快感や、お肌の乾燥も防ぎます。
- ニオイがない
- エアコンの場合、内部のホコリの付着やカビの発生により、送風口より不快なニオイが発生しますが、クール暖はニオイが出ず、クリーンです。
- 音がない
- 水を循環させるだけのシンプルなシステムなので、送風音や燃焼音がありません。気になる音が発生せず、静かで落ち着いた室内環境を実現します。
吹抜けなど天井高がある住宅でも、床と天井との温度差をあまり感じません。
エアコンなどの空気暖房の場合、上下の温度差が大きくなるため、天井高がある家では、シーリングファンを使って暖かい空気を強制的に下ろす必要がありますが、クール暖のふく射暖房は、上下の温度差が少なく、シーリングファンを使う必要がありません。足元も暖かく過ごせます。
*住宅の性能により上下の温度差が出る場合もあります。
快眠のために効果的なクール暖
夏場、エアコンをつけて眠りについた後、冷風が身体にあたり、寒くなって夜中に目が覚めたり、エアコンのタイマーが止まり、暑くて目が覚め、またタイマーを入れるなどの話をよく耳にします。
冬はエアコンの風で空気が乾燥し、のどがカラカラになって目が覚めるなど、エアコン普及率が高い日本では、夏冬の環境要因から不眠症を引き起こし、日中の眠気、注意力の散漫、疲れなどの体調不良が起きます。
また、空気が動くエアコンは、空気中のカビやウィルスなどを舞い上げ、それを吸い込んでしまうことで、循環器系疾患の原因ともなります。風を発生しないふく射冷暖房は、風に対するストレスがなく、就寝中の身体にダメージを与えません。
快眠は健康の条件といいます。クール暖で心地よい眠りを実感してください。
真剣に健康長寿を目指すなら「クール暖」をおすすめします。
我が家は一昨年より、「クール暖」を使わせて頂いています。一年間を体験して見えてきたことは、寒い冬では遠赤外線効果があり、体の深部も暖かいことを実感しています。また、気流がなく、セイコーエプソン製のパルセンスで測定する睡眠深度も深くなりました。壁の漆喰効果もあると思います。
夏では、トンネルで体験する清涼感があります。湿度が高い時は表面結露もありますが、床下排水管に流れることで気になりません。
時に黒カビが見られますが、すぐに拭き取れる程度です。
皆さんも、最低ひとシーズンを過ぎた自宅のク-ラー深部をご覧くださり、濡らした綿棒で拭いてみてください。ほぼ全てに黒カビが生えています。
沖縄県の県別で見た寿命が低下し続けている背景は、閉塞性肺疾患死亡率の高さですが、その背景は、黒カビではないかとの仮説を持っています。
真剣に健康長寿を目指すのでしたら、気流のない空気を汚さない暖冷房器「クール暖」をおすすめします。体験が一番です。
1950年、福島県生まれ。
東京都立大学名誉教授、放送大学客員教授福島県立医科大学を卒業し、竹田総合病院で臨床研修後に、東京大学で医学博士号を取得。東京都衛生局、厚生省国立公衆衛生院、厚生省大臣官房医系技官併任、英国ロンドン大学大学院留学を経て現職。公衆衛生を主要テーマとして、「健康長寿」に関する研究と主張を続ける。近著に『新しい保健医療福祉制度論』(日本看護協会・2014年)